株式会社高池

全員平等・フラットな関係を
大切にしています。

部長や課長といった管理職はなく、社員一人ひとりが自ら考え、動き、発言できる環境を整えてきました。
これは「ピラミッド型の組織がうまくいかなかったから変えた」のではなく、創業当初から高池が目指してきたスタイルです。

社長の位置も、図をじっと眺めていただければ分かる通り、中心でも頂点でもありません。
社員と同じように日々の想いと向き合っています。会社を動かしているのは、社長や上司の指示ではなく、社員一人ひとりの思いと行動なのです。

この円形の組織を成りたたせるためには、「そもそも仕事って何だろう？」という問いを持ち続けることが何より大切です。マニュアル通りに動くのではなく、自分の頭で考え、挑戦する。その積み重ねが、やりがいや成長につながります。

誰かの「やってみたい」という想いが生まれた瞬間、それは組織の輪の中へとそっと置かれます。その想いをチームが受け止め、セクションを巡りながら、やがてみんなの力で形になっていきます。否定も攻撃もせず、流れの中で響き合うように協力し合える職場だからこそ、自由な意見が育まれ、仕事が面白くなるのです。

社員一人一人が自分の価値を感じながら働ける環境を

「作業をこなす」ではなく、「自分が作った」「チームで作り上げた」と実感できる仕事をすること。その感覚が、責任感や誇りにつながり、製品の品質にも表れていきます。

私たちはこれからも、社員一人ひとりが自分の価値を感じながら働ける環境を追求していきます。

それぞれが想いを持ち、自らの感性で動きながら響き合う―― そんな柔らかくもしなやかな連なりで、私たちの組織はかたちづくられているのです。