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「D1+」は「ダイレクト ワン プラス」の略称で2005年に発足しました。従来の生産技術部と小ロット/試作製造部をひとつに統合した部署です。仕事内容は、お客様の図面・回路図・サンプルなどからハーネス設計して試作品(小ロット品)の作製、量産用の社内図面作成も行っています。 また、お客様から機械筐体をお預かりして、とり回しなどを検討し量産性を含めたハーネス設計を行うこともあります。 |
「D1+」なぜ、このような名前をつけたのでしょうか? |
それは、いままでの会社組織にないスタイルで仕事をしようということで発足メンバー5人で話し合って命名しました。1つの製品をデザイン/社内図面(弊社では「製造カード」と呼んでいます)の作成から製作までを1本のラインとしてみていますので同一フロアで生産をおこなっています。 |
なぜ、このような生産方式を行っているのでしょうか? |
設計者と製造者の意見を直接反映させるためです。どういうデザインを元に作業指示したかを製造側に直接伝えることもできますし、作りづらいデザインは改善策を設計者に伝えることもできます。(もちろん、設計者が直接製造することもありますし、完成品をその場で見ることもできます。)このように設計者と製造者の連携を密にすることにより、より良い製品を短時間で生産できるように努めております。試作のデータは量産へのデータへとつなげていきます。D1+の人員は、試作要員と量産/開発要員と大きく2つに分けられています。昔は全員で両方をこなしていましたが、試作及び小ロット受注量の増大に伴い、専門の人員を配置することにより、その対応をしております。 |
機械の組立工程で電線・ケーブルの配回しに意外と時間が掛かっているのではないでしょうか? |
組立を考慮したハーネスは、製品の組立時間を短縮してトータルコストを下げるのに有効な手段だと思います。 また、流通性の悪い部品を選定してハーネス製作が遅れたことから、製品の組立時間がなくなり納期に遅れてしまったという経験はありませんか?私共は生産性のよいハーネスを提供できるように提案型のD1+を目指しております。 |
電線の切断、むき処理を行ないます。
※ハーネス製造の各工程は社内図面にて行います。
切断された電線に端子を圧着します。
※ハーネス製造の各工程は社内図面にて行います。
圧着された端子はすべて目視による検査を受けます。
切断長、電線規格、線色の確認もここで行われます。
※ハーネス製造の各工程は社内図面にて行います。
コネクター取付、結束・表示を行ないます。
配線板を使用し、結束作業をムラなく一律に行ないます。
※ハーネス製造の各工程は社内図面にて行います。
出荷検査では、当社規定の下記手順に従い検査・確認を行っています。
検査名 | 検査数 | 検査項目 |
1本検査 | 1 | 全長・分岐寸法・電線色・表示 その他社内図面に記載されている特記事項の確認 |
端子抜け確認 | 全数 | 端子挿入状態(目視あるいは引張りにて確認) |
導通検査 耐圧検査 |
全数 | 配線の検査 誤配線の検出 ・コネクターが2ヶ以上の製品は治具を使用する ・コネクターが1ヶのハーネスも、7極以上の製品は治具を使用する 圧接加工がある場合は耐圧検査を行う |
外観検査 | 全数 | 表示・結束状態 導通検査印(目視検査終了の製品には緑色のゴム、 導通検査終了の製品には白色のゴムを取付)の確認 |
数量検査 | 全数 | 製品の数量(結束・端数等)の確認 |
検査結果は当社規定の用紙に記録、ハーネス製造で使用した社内図面と一緒にして一定期間(1年間)保管しています。
指定された出荷日程・送り先に合わせ梱包・出荷します。
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